トレーニングの種類と目的
トレーニングは大きく分類すると有酸素運動と無酸素運動に分かれます。
簡単に説明すると、有酸素運動は心肺機能を向上させるトレーニングとなり、
無酸素運動は筋肉の機能を向上させるトレーニングとなります。
有酸素運動・・・長時間、中〜低強度、持続的運動
無酸素運動・・・短時間、高強度、瞬発的運動
有酸素運動の効果
長時間にわたる持久性運動を行うことによって以下の効果が期待されます。
心肺機能を
高める |
これによって代謝物の処理能力(デトックス能力)が
高まります。
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減量効果 |
効率的に体脂肪を燃焼させるには、軽めの強度で
長時間の運動を行うのが理想的です。
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スタミナの向上 |
長時間、筋を使うことによって、筋持久力を高めます。
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血圧を下げる |
心肺機能を向上させて血液循環を促し、
血圧を下げる効果があります。
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糖尿病の予防効果 |
運動で筋肉を使うことにより、インスリン無しで血中の糖を筋肉の中に取り込みます。
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動脈硬化の
予防 |
運動には血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させ、善玉コレステロールを増やして血管をきれいにする働きがあります。
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無酸素運動の効果
短時間、高強度の運動を行うことによって、以下の効果が期待されます。
筋力の
向上 |
瞬発力を高め、大きな力を発揮できます。
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筋量の
向上 |
超回復やホルモンの分泌により、筋肉の量が増加します。
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基礎代謝の向上 |
筋量が向上することによって、運動時や安静時に
消費されるカロリーが増加します。
つまり、筋量増加により太りにくい体質に変化します。
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骨粗鬆症の予防 |
骨密度の増加には、運動によって骨への刺激をあたえる
必要があります。
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怪我の
予防 |
骨密度の増加や、筋肉、腱が強くなることで、
怪我をしにくい強い身体をつくります。
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ホルモンの活性化 |
高強度の運動後24〜48時間は体内のホルモン分泌が
活性化し、その間は安静時でも脂肪の燃焼率が向上します。
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糖尿病の予防効果 |
有酸素運動よりも効率的にインスリン無しで
血中の糖を筋肉内へ取り込みます。
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動脈硬化の予防 |
有酸素運動と同様に、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させ、善玉コレステロールを増加させます。 |
※成長ホルモンは筋量増加と脂肪分解の役目をします。
無酸素運動〔筋力トレーニング〕後に有酸素運動を行うと
脂肪燃焼により効果的です。
※アンチエイジングには成長ホルモンを効率的に
分泌させる事が重要です。
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